こうのとり・にんしんSOS
運営団体について

名称

特定非営利活動法人
こうのとりのゆりかご in 関西

( 2017年4月3日設立登記 )

設立の趣旨

未受診妊婦の件数の多さは、社会的な問題となっています。大阪府が実態調査を行った報告によると、未受診-飛び込み出産は、平成25年度に285件、そのうち未成年は50件にも上ります。 未受診の主な理由は経済的理由ですが、未成年の場合は「家族にも言えず、どうしていいかわからなかった」が一番多い理由です。 

この調査結果で、経済的問題・若年未受診妊婦・多産未受診妊婦の家族構成の複雑化・被虐待児の未受診妊婦当事者など、社会的病理が浮き彫りとなりました。これは大阪に限った問題ではなく、関西や全国に見られる問題となっています。

厚労省の審議会、児童虐待検証委員会は、同年度に把握した心中以外の虐待死事例は36例で、「0歳 」が44.4%で最も多く、その調査結果から、未受診や望まない妊娠など、妊娠期・周産期の問題が乳児虐待につながることを指摘しています。

このような社会環境を背景に、私共は、「お腹の赤ちゃんも大切な社会の一員」との思いで、妊婦の時期より一貫してサポートする活動を続けて参りました。 しかし、家族力の低下により、若年層は社会からの孤立を深め、悩める妊婦さんの声は、届き難くなっています。

誰にも相談できず悩む妊婦さんと、誰からも愛されることなく遺棄され、亡くなっていく赤ちゃんのいのちを救うため熊本慈恵病院では、望まない妊娠により悩みを抱えている人のための相談窓口 「SOS妊娠相談」、さらに匿名で赤ちゃんをお預かりする窓口 「こうのとりのゆりかご」 の活動に長年取り組んでいます。私共は、このたびこの理念に賛同し、国内で2番目の窓口を関西に開設し、その支援をすることとしました。

目 的

こうのとりのゆりかご in 関西 は、お腹の赤ちゃんはかけがえのない尊い生命、大切な社会の一員と考え、熊本県慈恵病院が取り組む「 こうのとりのゆりかご 」設立の趣旨に賛同し、関西に妊娠SOSの相談窓口の開設と、「 こうのとりのゆりかご連携施設 」、及び「 こうのとりのゆりかご設置施設(匿名出産も受け入れる)」の開設と支援を目的とします。

事 業

そこで、私たちは以下の事業を行います。

  1. 妊娠、出産に悩む妊婦とその家族のための電話、メール相談および面談事業
  2. こうのとりのゆりかご連携施設、こうのとりのゆりかご設置施設の開設および支援事業
  3. 養子縁組支援事業
  4. お腹の赤ちゃんも大切な社会の一員であることを啓発するための講演会、セミナーの開催
  5. 青少年への生命尊重教育事業
  6. その他目的を達成するために必要な事業

役 員

理事長 人見 滋樹(ひとみ しげき)(日本カトリック医師会名誉会長・京都大学名誉教授)
副理事長 小林 和(こばやし かず)(精療クリニック小林院長)
顧問 蓮田 太二(はすだ たいじ)(慈恵病院理事長・同 院長)
川島 康生(かわしま やすなる)(大阪大学名誉教授・国立循環器病研究センター名誉総長)
柏木 哲夫(かしわぎ てつお)(大阪大学名誉教授・ホスピス財団理事長)
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